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企業情報・IR

中外炉ヒストリー

常に新しい環境に順応し、可能性を追及し、企業の総力を投入する、当社創業以来のチャレンジャーの伝統は、いま新たな決意を持って力強く創造力を発揮してまいります。

表内左端の年数をクリックしていただくと、各年の世間でのできごとがご参照いただけます。


 
1975-1984
激動の昭和50年代
鋼管大量生産に応じた活動と環境分野への進出で石油危機を乗り切る
1979年の第2次オイルショック後、原油価格高騰でOPEC諸国以外では油田掘削が盛んに行われ、それによって日本の鉄鋼メーカにシームレス鋼管の注文が殺到しました。これに伴う設備投資に当社は最新技術で応え多くの設備を納入。加えて当時大きな成長が見込まれた下水道分野、なかでも当社の熱技術、燃焼技術が発揮できる汚泥焼却炉において、最新式となる流動炉を提案・受注し、厳しい市況を乗り切りました。
またこの10年は経営のトップが創設者である谷川 正夫から粉生 宗幸、さらに前河 宏昌へと引き継がれ、創業の精神が新しい世代へ脈々と受け継がれていく始まりでもありました。
WB炉にはじめて親子扉を採用
H-PLB型バーナ1号機を日本碍子に納入
堺工場 竣工、技術研究所を加島工場から堺工場に移転
ベル型ストリップコイル焼鈍炉の納入累計が1,000基を超える
兵庫県西宮市に多段式汚泥焼却炉1号機を納入
1976
クリーンルーム1号機を参天製薬に納入
MR社との技術導入契約更改
資本金を26億6000万円に増資
(11月/時価発行方式)
1977
韓国ベアリング工業とのオールケース炉、焼戻炉、ガス発生機の技術供与契約に調印
資本金を29億2600万円に増資(4月)
谷川 正夫が代表取締役会長に、粉生 宗幸が代表取締役社長に就任
資本金を30億7230万円に増資(10月)
柏原研究所 新設
1978
谷川 正夫 逝去(2月20日)正五位・勲三等瑞宝章を追賜さる
谷川 正夫 社葬(3月14日)
H-PLB型バーナ、日本熱エネルギー協会から優秀製品賞を受ける
粉生 宗幸、日本金属学会顧問に就任
粉生 宗幸、日本工業炉厚生年金基金理事長に就任
粉生 宗幸、日本工業炉協会会長に就任
バーンオフ炉を開発
MSI社との多段炉の技術導入契約期間延長認可
粉生 宗幸、(財)省エネルギーセンター常務理事に就任
1979
谷川 正夫 追悼録 発刊
SEA型高圧気流式オイルバーナ、省エネルギーセンターから優秀製品賞を受ける
中外エンジニアリング株式会社 設立
中国鋼鉄向けWB加熱炉2基契約調印
SR炉を川崎製鐡・阪神へ納入
TMG型スロートミクスガスバーナ販売開始
メイインフラチューブ販売開始
1980
バーンオフ炉、省エネルギーセンターから優秀製品賞を受ける
米国CPSIとHIP(Hot Isostatic
Press 高温高圧熱処理装置)の業務協定契約調印
仏国スタイン・サーフェス社から回転ドラム式装入・抽出装置技術導入契約締結
FHC型低NOxバーナの販売を始める
最初の分割炉床型WB炉を神戸製鋼所・神戸に納入
冷延鋼板連続焼鈍炉(CAL)を、ソ連、日本、スウェーデンで相次いで竣工
1981
DGB型バーナ、省エネルギーセンターから優秀製品賞を受ける
UAS炉を日本鋼管・京浜に納入
インドネシア、アサハンアルミニウムにアルミ急速溶解炉を納入
連鋳用分割炉床型WB炉、優秀省エネルギー機器として、第1回(昭和55年度)日本機械工業会会長賞を受賞
(財)谷川熱技術振興基金 設立
スイス、エッシャ・ウィス社(EW社)と都市下水汚泥の乾燥・焼却用流動層システムについて技術提携締結
サイジングミル用加熱炉を新日本製鐡・大分に納入
1982
H-TMG型スロートミクスガスバーナ、省エネルギーセンターから優秀製品賞を受ける
資本金を36億円に増資(3月/時価発行方式)
バーンオフ炉、優秀省エネルギー機器として、第2回(昭和56年度)日本機械工業連合会会長賞を受賞
MR社と技術供与契約(WB形加熱炉)締結
EW式汚泥乾燥焼却用実証装置完成
資本金を39億6000万円に増資(11月)
台北事務所 開設
韓国綜合機械と技術供与契約調印
1983
輝炎ガスバーナ、省エネルギーセンターから優秀製品賞を受ける
西独、ライニング・ハイスキュールング社とホットクーリングシステムの技術導入契約調印
九州支店新社屋完成
資本金を41億5800万円に増資(9月)
熱風循環式ロードヒータを鹿島道路に納入
韓国浦項綜合製鉄から光陽製鉄所向けWB加熱炉2基受注
CRX(CRG-RC)ガス発生機を開発
セラミックス用ガス圧焼成炉1号機を納入
粉生 宗幸が代表取締役会長に、前河 宏昌が代表取締役社長に就任
1984
仏国スタインハーティ社と一体形カテナリ焼鈍炉、アルミビレット用WB加熱炉に関する技術供与契約調印
米国MR社とUASに関する技術供与契約調印
京都府から汚泥造粒乾燥焼却炉を受注
粉生 宗幸 逝去(12月30日)

35syunen1980年太閤園で開催された35周年記念式典 IX-12(148)1975年竣工した堺工場 XIII-10(205)1977年大阪府柏原市に完成した燃焼研究所 XIV-3(208)1978年に開発されたバーンオフ炉 XIV-9(214)自動車用鋼板の主役となったストリップ連続焼鈍炉(CAL) XIV-21(226)1978年省エネルギー優秀製品賞を受賞したH-PLBバーナ XIV-27(232)多段炉を採用した下水汚泥焼却設備 XV-1(237)1976年から導入したホストコンピュータ XV-2(238)経理・調達・人事関連で活躍したコンピュータ

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