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部品・素材熱処理炉

電池・基盤・触媒・磁性材熱処理炉

高温炉・ホットプレス

■ガス圧高温炉


不活性ガス雰囲気炉

装置概要

セラミックスやグラファイトなどの焼成や焼結に使用される炉です。
N2、Ar、Heなどの不活性ガス雰囲気を使用し、真空から0.99MPaまでの高圧雰囲気中で2,800℃までの高温運転が行える不活性ガス雰囲気炉をはじめ、大気やO2雰囲気中で1,700℃まで加熱できる酸化雰囲気炉、H2雰囲気や0.01Pa以下の高真空中で2,500℃まで加熱できる高真空雰囲気炉、ハロゲンガスを用いた純化炉があります。さらに最高30MPaの超高圧ガスが使用でき、脱脂・焼結工程の簡略化を実現します。

主な用途

  • ● 高温・高圧焼成
  • ● 電池

■メタルエレメント炉
metal-ele1  metal-ele2

装置概要

炉内構成材にセラミックファイバーを使わず金属部品を用いることで、高真空およびコンタミネーションを抑えたクリーンな処理を実現しました。
ヒータ、リフレクタの材料は使用温度に合わせてモリブデン、タングステンなどにすることで、低温から2,300℃の高温域まで処理が可能です。
炉内圧力は10-5 Pa absの高真空から0.99MPa G.の高圧まで幅広い範囲に対応し、雰囲気は真空、N2、Arなどの不活性ガス、H2などの可燃性ガスの他、加湿雰囲気にも対応します。
研究用の小型炉から量産用の大型炉まで、幅広いサイズ、処理条件にお応えいたします。

主な用途

  • ● 高温・高圧焼成
  • ● 電池材料の熱処理

装置仕様

  • 炉内有効寸法: Φ400D×1,200Hmm
  • 最高使用温度: 2,300℃

■ホットプレス

hot-press-bottom
ボトムローディング方式

hot-press-front1 hot-press-front2
フロントローディング方式

装置概要

  • 厚板くり抜きプレスフレームの採用で、面くるいや変形などの経年変化を低減
  • プレスフレームは自動横移動式を採用し、操作性、メンテ性を向上
  • 強制冷却装置付でサイクルタイム短縮を実現
  • サーボシリンダプレスの採用で高精度プレスにも対応

主な用途

  • ● 高温・高圧焼成
  • ● 電池材料の熱処理

装置仕様

  • 炉内有効寸法: φ1,000×600Hmm
  • プレス圧: 5,000kN
  • 使用温度: Max.2,800℃
  • 炉圧: 1Pa(abs)~0.99Ma(Gauge)

 

■連続式ホットプレス

装置概要

処理材がプッシャにより順次炉内へ搬送され、ホットプレスゾーンでプレスされる連続式です。プレスは2,400℃までの高温雰囲気中で複数軸同時に行われ、高効率の量産を可能にしています。

主な用途

  • ● 高温・高圧焼成
  • ● 電池材料の熱処理

 

■タンマン型高温炉

tanman-type

装置概要

  • 超高温対応(Max.3,100℃)
  • 周方位全面ヒータ採用で温度均一性が良好
  • 真空から高圧(0.18MPaG)まで広範囲の圧力で操業可能

主な用途

  • ● グラファイトの焼成

仕様

  • 炉内有効寸法: φ170×250Lmm
  • 使用温度: Max.3,000℃
  • 到達真空度: 7Pa(abs)以下
  • 雰囲気ガス: Ar

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関連受託テストのご紹介

受託テーマ「焼成、焼結、黒鉛化などのテスト」

テスト装置名
多目的高温炉
テスト装置の設置場所
当社堺事業所(大阪府)

装置概要

  • 各種雰囲気、広範な圧力範囲に対応可能
  • セラミックスやグラファイトなどの焼成や焼結に使用
  • 材料からの昇華ガスを加温・流気することで、集約回収が可能
  • 1次焼成と2次焼成が1つの設備で完結

主な用途

  • ●高温・高圧焼成 ●電池

装置仕様

  • ●炉内有効寸法:φ150×200Hmm(最大300H
  • ●最高使用温度:2,600℃
  • ●使用圧力:真空、常圧、加圧(0.98MPaG)/li>
  • ●使用雰囲気:N2、Ar、Vac ほか

受託テーマ「脱脂、焼成などのテスト」

テスト装置名
横型マッフル炉
テスト装置の設置場所
当社堺事業所(大阪府)

装置概要

  • 容易に温度・雰囲気を制御できる金属(SUS310S)マッフル炉です。脱脂・焼成などの条件出しテストが行えます。

主な用途

  • ●脱脂 ●焼成 ●還元 など

装置仕様

  • ●炉内有効寸法:φ300×600Lmm(450A)、φ150×400Lmm(200A)、φ80×250Lmm(125A)、
  • ●最高使用温度:1,000℃(450A、200A)、1,250℃(125A)
  • ●電気容量:30kW(450A)、25kW(200A)、30kW(125A)
  • ●使用雰囲気:大気、N2、LPG、NH3、H2、Ar、Rガス、真空 ほか

受託テーマ「焼成、焼結、黒鉛化、ホットプレスなどのテスト」

テスト装置名
ホットプレス
テスト装置の設置場所
当社技術研究所(大阪府堺市)

装置概要

  • グラファイトヒータ、カーボン繊維断熱材を使用した炉体にクラッチドアを採用することにより、幅広い圧力範囲で超高温運転が行えます。また、抵抗加熱方式なので温度分布精度や制御性に優れています。

主な用途

  • ●非酸化物系セラミックスの焼結 ●カーボンの焼成、黒鉛化 ●圧縮成型、拡散接合などのホットプレス など

装置仕様

  • ●炉内有効寸法:φ400×300Lmm
  • ●最大装入量:70kgグロス/チャージ
  • ●最高使用温度:2,500℃
  • ●炉内ガス圧力:真空~280kpa(abs)
  • ●到達真空度:5×10-3Pa(abs)
  • ●電熱容量:120kW
  • ●プレス能力:290kN

▼テスト概要の説明項目(テストお申し込みの際、これらの項目をご参考に、概要説明願います。)

・試験の目的 ・処理材料(原料名、物性、処理量) ・ヒートプロファイル
・使用雰囲気およびその圧力 ・プレス圧力およびプレスパターン

受託テストのお申し込み・お問い合わせ

  • テストは基本的に有償です。(テスト詳細が確定後、お見積書を提出いたします。)
  • テストを希望される方は、下記の「受託テストのお申し込み」ボタンをクリックし、「テストお申し込み専用フォーム」に必要事項を入力のうえ、送信してください。
  • ご依頼内容によっては、お断りする場合もあります。
  • テスト装置の使用状況により、長期間お待ちいただかなければならない場合があります。

※ 中外炉工業では、設備導入のご商談を頂いているお客様のためのテスト装置を準備しています。賃加工や単独テストなどはお引き受けしておりませんので、ご了承願います。

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