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企業情報・IR

中外炉ヒストリー

常に新しい環境に順応し、可能性を追及し、企業の総力を投入する、当社創業以来のチャレンジャーの伝統は、いま新たな決意を持って力強く創造力を発揮してまいります。

表内左端の年数をクリックしていただくと、各年の世間でのできごとがご参照いただけます。


 
1945-1954
創業・昭和20年代
日本の工業炉近代化のリーダーとして戦後復興を支える
1945年8月に第二次世界大戦が終戦を迎えた頃、日本では生産能力の低下やインフレの進行により、倒産する企業が続出しました。このような社会情勢において1945年4月に発足した中外炉工業は、技術陣の強化に踏み切り、技術解説書の発行などでその名を各業界に浸透させ鍛造炉、熱処理炉、乾燥炉などを多数受注しました。1950年の朝鮮動乱による特需も受け、徐々に鉄鋼業界への基盤を固めていきました。
1954年5月には、サーフェスコンバッション社との技術提携契約に調印。海外技術の導入が、わが国における金属熱処理技術の発展を支えました。
中外炉工業株式会社 設立
田村 秢が社長に、谷川 正夫が代表取締役専務に就任
1946
企業再建整備法による特別経理会社の指定を受ける
技術解説書“炉の指針”創刊号発行
1947
LBバーナ、HBバーナ製作
大阪鉄道局、草津材修場からレール熱処理設備を受注
重油燃料に関する技術解説書「DIAMOND OIL BURNING APPARTUS」発行
新潟鉄道局土崎工機部からセミガス鍛造炉を受注
1948
東京出張所を設置
取鍋用重油バーナ製作
日本タイヤから自転車車体ろう付炉を受注
ガスバーナ製作開始
新潟鉄道局土崎工機部からWB式ばね焼炉を受注
1949
東京事務所 開設
油圧噴霧式バーナ1号機製作
日本鉄鋼協会、熱処理技術部会の加熱炉専門委員会に参加
久保田鉄工所・武庫川から鋳鉄管連続焼鈍炉を受注
日本鋼管・鶴見からウォーキングハース型鋼板加熱炉1号機を受注
バーナ関係の実用新案3件登録
1950
輸出第1号 フィリピン向け線材コイル焼鈍炉受注
日立造船・桜島から重油焚台車式焼鈍炉を受注
住友電気工業から、最初の本格的な上下二帯式連続鋼片加熱 炉を受注
八幡事務所 開設
1951
ロングフレームバーナ(LFB)1号機製作
受注額1億円突破
20円額面25株を500円額面1株に株式併合
1952
八幡製鐵7分塊工場5号均熱炉を受注
日本可鍛鋳鉄所から焼鈍炉を受注
資本金を20万円から80万円に増資
高田アルミニウム製作所からアルミ急速溶解炉を受注
1953
資本金を80万円から200万円に増資(1月)
日立製作所・亀有から鋳型中子乾燥炉を受注
神戸製鋼所・高砂から台車式焼鈍炉、加熱炉計6基を受注
十三工場、技術研究所 新設
資本金を200万円から450万円に増資(11月)
1954
最初のPLB型比例調節式オイルバーナを高田アルミニウム製作所に納入
サーフェス・コンバッション社(SC社)との技術導入契約調印(5月19日)
オールケース炉1号機およびRXガス発生機を、新三菱重工業・京都から受注
直火式ベル型コイル焼鈍炉1号機を日本鉄板・大阪から受注

I-1(001)初代社長 田村 秢 I-2(002)創業者 谷川 正夫 VI-19(094)当時の設計室の様子 II-4(007)1947年販売を開始した重油バーナ III-10(032)看板商品であった大型台車炉 III-21(044)1954年発売当初のPLBバーナ II-3(006)重油燃焼に関する革新的な技術解説書を発行 II-13(016)重油焚鍛造炉 II-12(015)石炭焚鍛造炉

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