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中外炉の人々

海外を舞台に活躍する夢かなえてさらなる飛躍へ

加藤 直彦 2014年入社

言葉や文化など、障壁が高いほど乗りこえた満足感は大きい

• 私は主に海外の設備メーカーに対して、当社の工業用燃焼機器（バーナ）を採用いただく営業活動を行っています。案件ごとに、お客様の要求する仕様に合わせて、提案や見積りを行います。具体的な業務としては、自社製品のPRに始まり、価格交渉、製作・出荷までの工程管理、アフターケアなど多岐にわたります。お客様とのやりとは主にE-mailか電話となりますが、1～2カ月に1回程度は打ち合わせや現場訪問のために海外へ出張しています。
  私の夢は、中外炉工業のグローバル展開に貢献することです。欧米やアジアでは当社の製品を高く評価してくださるお客様が多いのですが、中東やアフリカなど、まだまだ開拓すべき地域があります。習慣も文化も異なる海外では国内での営業活動以上に障壁は高いのですが、自身の海外経験と語学力を発揮して、積極的な海外展開をリードしたいと考えています。そのためにも、自社製品のみならず、業界全般の知識を深め、社内外から信頼される存在になりたいと日々努力しています。

技術の結集である製品を売るには作り手同様の専門知識が必要

• 私が就職活動で重んじていたのは、「法人営業」「産業を陰で支える仕事」「活躍の場がグローバル」この3点でした。縁の下の力持ちというのでしょうか、人々の生活を見えない部分で支える仕事に興味がありました。プラント業界のほかには海運や工作機械メーカーなどを中心に就職活動を行っていましたね。そんななか、もっとも早く内定をいただけた中外炉工業で入社を決めましたが、自分に定めた軸からぶれない期待通りの結果が得られて、満足しています。「エンジニアリング企業である中外炉はヒトが財産」だと聞いていたのですが、実際に働いてみても社員一人ひとりを大切にしている会社だなと思いました。
  入社前は営業職には技術の知識なんて必要ないだろうと思っていましたが、それは大間違いでしたね。初めて打ち合わせに臨んだとき、文系出身の営業職の先輩がお客様からの技術的な質問にすべて一人で答える姿を見て、驚いたのと同時に感銘も受けました。自社製品を売るわけですから、当然、技術の話に及ぶこともあり、知識は必要なのです。もちろん、最初から、そんなやりとりに付いていけるわけはありません。議事録を取ることすらままならなかったのを覚えています。ですが、日々の業務と自学によって知識を深めていき、今ではお客様との技術的な打ち合わせもこなせるようになりました。

投資額の大きさに比例して達成感も成長も加速する

• 私がやりがいを感じるのは、やはり、大型案件を受注できたときですね。設備をやりとりするわけですからね、動く金額も桁違いです。もちろん「受注＝ゴール」ではなくて、案件が大きくなればなるほど、その後の調整も大変になります。営業はお客様と中外炉工業との橋渡し役でもあるのですから、苦労もあります。すべてを乗りこえ、案件が無事に完了し、設備が稼働し始めたときに得られる達成感と安堵感は、言葉で表現し切れません。
  経験を重ねるうちに、できる業務の幅も増えるし、仕事の速度や精度も上がっていく。そうして自分自身の成長を感じられたときに仕事へのモチベーションが上がります。「よし、もっと重要な仕事を任せてもらえるようにがんばろう！」。そう思って、日々業務に勤しむ毎日です。