精密塗工・乾燥装置
テーブルコータ FLOLIA®
HPコータより更なる薄膜塗工が可能。ガラス、その他シート基板へのより薄く、より正確なコーティングを実現しました。
画期的なノズル洗浄と独自の制御方式により、サブミクロン単位の高精度な薄膜塗工が可能です。
また、基板搬送機構と位置決め機構により、自動化にも対応できます。
当社研究所のクリーンルーム内(Class100)に、塗工性能確認のためのテスト装置を設置しています。
主な用途
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●フォトレジスト
●カラーフィルター
●オーバーコート
●ハードコート
●有機半導体層
●太陽電池関連
●AR、LR、AG膜
●CNT、Pedot等 透明導電膜
●バリア膜 など
装置仕様
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●最大基板寸法:2,600mmW×5,000mmL
●塗工膜厚:Wet 1μm以上(Dry 0.05μm〜50μm)
●塗工液粘度:0.001〜50Pa・s(1〜50,000cps)
●塗工速度:≦300mm/sec
●膜厚精度:≦±3%
●クリーン度:class10
液晶のオープンセル等極薄の基板に対応した基板浮上搬送方式のコータもあります。
G6 Pedotコータ(フローティング搬送方式)
テーブルコータ®とは
1996年の発売以来、累計販売台数400台を誇る主力商品!ダイコータを用いて、ガラス・フィルム・紙等シート基材にノンタッチで高精度に塗工します。ダイコータによる閉回路塗工のため、溶剤の蒸発等塗工液の変化が少なく、塗工液のロスを最小限に抑えます。テーブルコータ®には、幅広い塗布範囲に対応できるHPコータと、主に低粘度薄塗りの塗工性能をさらに追及したFLOLIAの2種類があります。
基板洗浄装置・ロボット・真空乾燥装置・ホットプレート・オーブン等と組み合わせたシステムにも対応しています!
特長・仕様
- スピンコータに匹敵する高精度塗工を実現
- 大型サイズのプレートまたはシートの塗工も可能(MAX.2600mm幅)
- 低粘度から高粘度まで幅広い粘度範囲に対応可能(0.001~10Pa・s)
- 薄膜から厚膜まで幅広い膜厚範囲に対応可能(0.05~1,000μm/Dry)
- 塗工液のロスを極限まで抑えた省コスト設計
- 塗閉回路塗工のため、塗工液の特性変化が無い
- 塗工精度:≦±3%
テーブルコータ®のイメージ図