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“最新鋭の熱延用スラブ加熱炉2基を受注”-台湾CSC殿より-

“最新鋭の熱延用スラブ加熱炉2基を受注”-台湾CSC殿より-
2014年6月27日
当社は、このほど台湾の中鋼公司(China Steel Corporation 略称CSC、社長 宋志育)殿から、熱延用ウォーキングビ-ム型加熱炉2基を受注しました。
CSC殿は台湾・高雄市に主力製鉄所を有し、その傘下の中龍鋼鉄殿と合わせて年産約1600万トンの粗鋼生産能力を持つ台湾最大の鉄鋼メーカです。高雄製鉄所には第1、第2熱延工場があり、それぞれ400万トンと300万トンの年産能力を保有しておられます。
このたび当社が受注した加熱炉は、第1熱延工場にある4基のうちの1号炉と2号炉を更新するもので、それぞれ毎時300トンの生産能力を持っています。
当社は1967年に、世界で初めてウォーキングビ-ム型加熱炉の実用化に成功して以来、この分野で国内外に数多くの同型加熱炉を納入し、豊富な経験と高い技術力で常に世界をリードし続けてまいりました。一方CSC殿では、操業開始後32年を経過した1、2号炉の更新に際し、単なる老朽化対策としてのみならず、最新鋭の設備を導入することにより、徹底的な省エネ・低エミッションを実現し、経済効率を高めると同時に、更なる環境改善を図ることを目指しました。そうした中で、当社の豊富な実績と最新技術に基づく提案が、今回CSC殿に高くご評価いただき、欧州の有力メーカ数社との競合を制して成約に至ったものであります。
 過去約半世紀にわたり、当社が国内外で納入してきた同型加熱炉の実績は154基にのぼり、そのうち80基以上が30年以上稼働を続けております。今後、直近に予定されているCSC殿第1熱延工場における残りの3号炉、4号炉更新案件や、CSCグループ内の加熱炉更新案件のみならず、需要が堅調な鉄鋼業界では、更なる省エネ推進や老朽化対策のため、国内外での更新需要が継続するものと見ております。
以 上

 


【問合せ先】
中外炉工業株式会社 業務本部 三好
TEL:06-6221-1251 〒541-0046 大阪市中央区平野町3-6-1

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