自動車・機械部品熱処理炉
真空熱処理炉(真空炉)
■一室型ガス冷却真空炉(高圧タイプ)VFHシリーズ
装置概要
急冷と歪み低減に特化した高速冷却炉
- ダイス鋼やハイス鋼、ステンレスの焼入に最適
- 冷却風は ①上→下/②下→上/③上下交互吹き から選択可能
- 最高1MPa(abs)の高速ガス冷却が可能
- 当社独自の整流機構採用により冷却時の歪みを低減
- リングクーラや角型容器採用で加熱室をコンパクト化し炉内容積・ガス使用量を削減
- 良好な温度分布を実現
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼戻し
- ● 溶体化処理 など
装置仕様
■一室型ガス冷却真空炉(低圧タイプ)VFLシリーズ
装置概要
小物部品処理に特化したマルチタイプの真空炉
- 角型にすることで炉内容積、設置スペースを従来の約半分に → ガス使用量を大幅削減
- 表層にグラファイト断熱材を採用(水分吸着抑制) →SUS系材料などの着色リスクを軽減
- 対流加熱によりワークゾーン中央部の昇温を促進し、サイクルタイムを短縮。低温焼戻し処理も可能
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼戻し
- ● ろう付け
- ● 溶体化処理
- ● 磁性処理 など
装置仕様
■2室型ガス冷却真空炉 CFシリーズ
装置概要
光輝性を求める方におすすめ
- ステンレスやニッケル基の超合金(INCONEL)など着色しやすい材料の焼入れに最適
- 最高280kPa(abs)での冷却が可能
※最高1MPaの加圧冷却が可能なCFPもご用意しております。 - 専用の冷却室設置により冷却時間を短縮
- 冷却は別室で行うため、加熱室のヒータや断熱材が大気に晒されることなく、設備ライフが向上
- 加熱室を常温まで下げることなく後続する材料の処理が可能なため、昇温にかかる電力の削減に貢献
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼戻し
- ● 溶体化処理
- ● ろう付け など
装置仕様
■2室型真空油焼入炉 QFシリーズ
装置概要
インライン化も可能な油焼入炉
- ガス冷では焼きが入らない合金鋼や軸受鋼に最適
- 冷却は別室で行うため、加熱室のヒータや断熱材が大気に晒されることなく、設備ライフが向上
- 加熱室を常温まで下げることなく後続する材料の処理が可能なため、昇温にかかる電力の削減に貢献
- 冷却は別室で行うため、加熱室のヒータや断熱材が大気に晒されることなく、設備ライフが向上
- 油冷以外に最高130kPa(abs)のガス冷が選択が可能。さらに油冷と組み合わせての処理にも対応
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼戻し
- ● ろう付け など
装置仕様
■竪型ガス冷却真空炉 VFVシリーズ
装置概要
高速冷却! 対流加熱! マルチフロー!
- Max.10barの加圧ガス冷に対応可能
- 対流加熱にも対応(オプション)
- 冷却方式はアップフロー式の他に、処理品の歪み低減に有効な全周冷却式も選択可能
- ピットレスに有効なフロントローディング式もご用意
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼戻し
- ● 溶体化処理 など
装置仕様
■多室型ガス冷却真空炉 RHシリーズ
装置概要
4室以上にも対応可能な連続炉
- ダイス鋼やハイス鋼、ステンレスの焼入れに最適
- ろう付け、脱脂焼結にも対応
- 連続炉ならではの高い生産能力
- 操業パターンに合わせた最適な処理室の組合せがご提供可能
- 加熱室のヒータや断熱材が大気に晒されない設計により、設備ライフを向上
- 加熱室を常温まで下げることなく後続する材料の処理が可能なため、昇温にかかる電力の削減に貢献
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼戻し
- ● ろう付け
- ● 磁性処理 など
装置仕様
■一室型焼き戻し炉 VTシリーズ
装置概要
圧倒的な冷却能力を有する焼戻炉
- 冷却風の炉内循環により冷却時間が1/4に!
- 真空・雰囲気加熱ともに可能
- コンパクトな設置スペース
- 光輝性処理に優れるうえ、内板設置により炉壁へのアウトガス吸着を低減
主な用途
- ● 焼入れ
- ● 焼鈍
- ● 磁性処理 など
装置仕様
■一室型焼き戻し炉 T-Cシリーズ
装置概要
驚異的な温度分布を誇る焼戻炉
- 外部強制冷却機構採用により、冷却時間が従来炉の1/3に!
- 真空・雰囲気加熱ともに対応可能
- コンパクトな設置スペース
- 光輝性処理に優れるうえ、ホットウォール構造採用により炉壁へのアウトガス吸着を低減
主な用途
- ● 焼戻し
- ● 焼鈍
- ● 磁性処理 など
装置仕様
■真空ガス軟窒化炉 VNシリーズ
装置概要
真空ガス軟窒化処理がピットレスの横型炉で可能に!
- 真空下での処理により安定した品質を実現
- 横型炉のためピットが不要
- 炭酸アンモニウムの析出防止を実現
- 窒化ポテンシャル制御(オプション)
主な用途
- ● 軟窒化処理
装置仕様
■真空焼結炉 VSシリーズ
装置概要
脱脂焼結処理が可能な連続炉
- ワックスが固着・堆積しにくい構造を採用
- 横型炉のためピットが不要
- ワックスキャッチャーによるワックスの捕集・回収が可能
- 冷却ダンパーにより冷却を促進
- 設備のロングライフ化を実現
- 冷却速度の可変に対応
主な用途
- ● 脱脂焼結
- ● ろう付
- ● 焼鈍 など
装置仕様
関連受託テストのご紹介
受託テーマ「真空熱処理テスト(焼入、焼戻し、ろう付け、溶体化処理、磁性処理など)」
装置概要
- 角型にすることで炉内容積、設置スペースが従来の約半分になりガス使用量が大幅に削減
- グラファイト断熱材採用し、SUS系材料などの着色リスク軽減
- 対流加熱によりワークゾーン中央部の昇温を促進、サイクルタイムを短縮
主な用途
- ●焼入 ●焼戻し ●ろう付け ●溶体化処理 ●磁性処理 など
装置仕様
- ●炉内有効寸法:650W×1,000L×600Hmm
- ●最大装入量:600kgグロス/チャージ
- ●最高使用温度:1,320℃
- ●到達圧力:7×10-3Pa(abs)
- ●ガス冷却圧力:70~280kPa(abs)
受託テーマ 「小ロット型真空浸炭テスト[2]」
装置概要
- 次世代の工場に求められるコンパクト化、インライン化に柔軟に対応するとともに、低ランニングコストや製品品質の向上を実現した多品種少量生産用真空浸炭炉です。
主な用途
- ●真空浸炭 など
装置仕様
- ●有効寸法 :610W×460L×220Hmm
●最大積載量 :70kg/Gross
●浸炭ガス :アセチレン
●焼入油 :標準・・・ハイテンプA(変更可能)
▼テスト概要の説明項目(テストお申し込みの際、これらの項目をご参考に、概要説明願います。)
・試験の目的 ・処理材料(品名、寸法、質量、材質) ・数量 ・熱処理条件 ・目標品質
受託テストのお申し込み・お問い合わせ
- テストは基本的に有償です。(テスト詳細が確定後、お見積書を提出いたします。)
- テストを希望される方は、下記の「受託テストのお申し込み」ボタンをクリックし、「お申し込みフォーム」に必要事項を入力のうえ、送信してください。
- ご依頼内容によっては、お断りする場合もあります。
- テスト装置の使用状況により、長期間お待ちいただかなければならない場合があります。
※ 中外炉工業では、設備導入のご商談を頂いているお客様のためのテスト装置を準備しています。賃加工や単独テストなどはお引き受けしておりませんので、ご了承願います。