“インド鉄鋼業向けリージェネレーティブバーナ”NEDO実証前調査の新規テーマに採択
“インド鉄鋼業向けリージェネレーティブバーナ”NEDO実証前調査の新規テーマに採択-国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業において-
2014年6月24日
この度、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下NEDO)の公募による「国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業」における新規テーマとして、当社のインド共和国向け熱延加熱炉用リージェネレーティブバーナ導入の実証前調査を採択頂きました。
今後、経済産業省及びNEDOの支援により、約1年間にわたり調査対象となるインドJSWスチール社(インド共和国マハラーシュトラ州:社長 サジャン・ジンダル)の協力の下、インドにおける加熱炉へのリージェネレーティブバーナ導入に関する各種調査を行い、事業性が認められました後に実機納入を行います。
リージェネレーティブバーナ(当社呼称「リジェネレーティブバーナ」)は、1990年代に当時の通商産業省及びNEDOの支援を受け、日本の工業炉・バーナメーカと加熱炉ユーザが共同開発した技術です。新たな燃焼理論を生んだ高温空気による希薄燃焼現象を活用し、大幅な省エネルギーとNOx(窒素酸化物)排出量削減を両立させる燃焼技術で、日本国内では鉄鋼用の大型加熱炉だけでなくアルミ溶解炉や各種部品熱処理炉など既に幅広い工業炉や熱処理機器へ適用されています。
当社は1994年以来、さまざまなタイプの設備用システムを開発し、すでに国内外で約2000組以上の納入実績を有しております。
今後、経済産業省及びNEDOの支援により、約1年間にわたり調査対象となるインドJSWスチール社(インド共和国マハラーシュトラ州:社長 サジャン・ジンダル)の協力の下、インドにおける加熱炉へのリージェネレーティブバーナ導入に関する各種調査を行い、事業性が認められました後に実機納入を行います。
リージェネレーティブバーナ(当社呼称「リジェネレーティブバーナ」)は、1990年代に当時の通商産業省及びNEDOの支援を受け、日本の工業炉・バーナメーカと加熱炉ユーザが共同開発した技術です。新たな燃焼理論を生んだ高温空気による希薄燃焼現象を活用し、大幅な省エネルギーとNOx(窒素酸化物)排出量削減を両立させる燃焼技術で、日本国内では鉄鋼用の大型加熱炉だけでなくアルミ溶解炉や各種部品熱処理炉など既に幅広い工業炉や熱処理機器へ適用されています。
当社は1994年以来、さまざまなタイプの設備用システムを開発し、すでに国内外で約2000組以上の納入実績を有しております。
インドでは近年のエネルギー需要の急増に伴うエネルギー自給率低下や2012年に施行されたPAT(Perform, Achieve and Trade)制度などを背景に、省エネ意識が年々向上しております。また閣僚級の「日印エネルギー対話」や、経済産業省主導の「日印鉄鋼官民協力会合」も開催され、インドに対する省エネ施策については官民の垣根を越えて議論され続けております。(なお、本技術は経済産業省主導下日本・インド両国官民の鉄鋼関係者による日印鉄鋼官民協力会合にて策定された「技術カスタマイズトリスト」の一つ)。
当社はNEDOにご協力頂き、2013年9月にインドの再生可能エネルギー・省エネルギーの専門展示会「インドREI 2013」にジャパンパビリオンの一員として初出展し、本技術の説明を行いました。その後、10月と2014年1月には国際協力機構(JICA)のご依頼による省エネ技術研修の一環として、インドから約30名の研修生を当社・燃焼研究所に迎えて本技術を体験頂きました。今回実証に向けた調査をきっかけとして、中長期的にインド鉄鋼業界における省エネ市場において確固たる地位を築くべく邁進する所存です。
当社はNEDOにご協力頂き、2013年9月にインドの再生可能エネルギー・省エネルギーの専門展示会「インドREI 2013」にジャパンパビリオンの一員として初出展し、本技術の説明を行いました。その後、10月と2014年1月には国際協力機構(JICA)のご依頼による省エネ技術研修の一環として、インドから約30名の研修生を当社・燃焼研究所に迎えて本技術を体験頂きました。今回実証に向けた調査をきっかけとして、中長期的にインド鉄鋼業界における省エネ市場において確固たる地位を築くべく邁進する所存です。
以 上
【問合せ先】
中外炉工業株式会社 業務本部 三好
TEL:06-6221-1251 〒541-0046 大阪市中央区平野町3-6-1
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