精密塗工
連続ライン用ダイコータ/連続ライン用RSコータ
紙・フィルム・箔・膜などの基材をロール to ロールで高速・高精度に塗工・乾燥する全自動の連続ラインです。塗工ヘッドにはスロットダイを採用していますので、塗工品質の安定性、再現性に優れています。RSコータヘッドを搭載することで異形状塗布も可能となります。また、間欠塗工にも対応し、さらに、塗工・乾燥にラミネート、スリットなどの機能を付加することも可能です。
流体解析に基づき設計され、豊富な実績に裏付けられたスロットダイを採用しています。
独自の高密閉チャンバー構造により
-70℃超の低露点雰囲気およびN₂雰囲気下の塗工にも対応!
露点カバーを使用しないため、基材のハンドリングが容易なうえ、低露点雰囲気の使用量を大幅に削減
ホイールコータ間欠ビデオ
ホイールコータ塗布ビデオ
(クリーンコータの例)
特長・仕様
- 非接触塗工方式のため、異物の発生やローピングによる欠陥が発生しにくい
- 閉回路塗工のため溶剤の蒸発面積が小さく、塗工液の特性変化がない
- 低粘度から高粘度まで幅広い粘度範囲に対応(数mPa・s(cps)〜50,000mPa・s(cps))
- 薄膜から厚膜まで幅広い膜厚範囲に対応(〜1,000μm/Wet)
- 低速から高速までの塗工速度に対応(0.1〜200m/min)
- シンプルかつコンパクトな構造のため保守・点検がいたって容易
- 制御の自動化やクリーン化の対応可能
- 異形塗工やストライプ塗工・同時多層塗工といった応用も可能
- 塗工精度:±3%〜5%以下
基材搬送技術として機能性フィルムの製造に不可欠な搬送時のフィルム傷及び皺防止対策技術を有しています。